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小1の息子が学校の図書室から絵本を借りて帰ってきました。
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「かちかちやま」懐かしいですが、そういえばどんな話だったっけ。

「タヌキがかちかちと火打ち石で火を付けられる話」というざっくり記憶はあったのですが、あれ、なんで火をつけられたんだ?この表紙からして、犯人はウサギだよな、と小さな疑問が湧いたので、読んでみることにしました。

あらすじ


まんが日本昔ばなしのデータベースから引用させていただくと

◇ウサギが悪いタヌキを殺して、お婆さんの仇をとる

お爺さんが畑に豆をまこうと、畑を耕していたが、そこにたぬきがやってきて播くはずの豆を全部食べてしまった。怒ったお爺さんはたぬきを縛り上げて天井から吊して畑仕事にでかけた。

狸はおばあさんに自分が悪かったと反省するふりをして縄を解いてもらうと、杵をつくのを手伝うと言ってお婆さんを杵でつき殺してしまう。

お爺さんは悲しみのあまり何日も何日も墓の前で泣いていた。それをみかねた前山に住むうさぎが仇を討つと約束する。

うさぎは狸に薪を拾うのを手伝ってくれと言い、狸の背負った薪に火をつけて狸に大やけどを負わせる。その後、やけどの薬と言って味噌に唐辛子を混ぜて摺ったものをぬり、追い打ちをかける。そして仕上げに魚を食べさせると言って、泥で船を作らせて狸をおぼれ死にさせた。

という仇討ち話。

ふむふむと読み進めていくと…。あー。おばあさんが殺されてしまった…。
この「はんごろし」は、ぼたもちを作っている途中にタヌキの犯行がおこなわれたためです。
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以下、グロ注意。


「たぬきじるよりばばあじる! たぬきじるよりばばあじる!」
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家に帰ってきたおじいさん、出来上がっていた鍋をつついていると、どこからともなく不気味な声が…

たぬきじるだと騙されて、おばあさんを食べさせられてしまっていたのです。

流しの下から、おばあさんの骨…。
ひぃぃぃぃぃぃぃ!

作者の山下明生さんも、「お爺さんにばばあ汁をたべさせる下りは、気の弱いわたしにはついていけませんでした」とあとがきに記しています。
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このシーンをカットしたものしか、僕は読んだことがなかったのです。

どうしてタヌキが背中を燃やされ、唐辛子を塗りこまれたあげく、泥の船に乗せられて沈んで溺死しなければいけなかったのか、ようやく納得がいきました。

残酷なシーンを子供に伝えることも必要だと思います。思いますが、「お父さん、これ読んで!」には正直ちょっとまいった。音読するとだいぶ怖いよ…。

お試しあれ。

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