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以前、会社の上の方のすごく偉い人に言われて感動した一言があります。

「怒られるまでやめるな」

ボクは優等生ではありませんでしたので、怒られ続けてきた半生なのですが、今の若い子たちで大卒ともなると、「怒られずにここまできました」みたいな良い子ちゃんが多いわけです。

学校で言われたとおり、受験の参考書に書いてあるとおりにやることが得意な子が受験戦争を勝ち抜きますから、それは全く否定しないのですが、社会人になってからも真面目に、常識的に振る舞いがちです。

それじゃ、つまんなくね?


怒られる、ってのもレベルがあって「怒られないようにする」→「怒られて謝れば済む」→「怒られて謝って反省文書いて、ちょっと休暇もらえる」→「謝っても済まない(金銭的解決or訴訟)→「謝って済めば警察いらない(逮捕)」となります。ラスボスはイヤですね。

世の中ってのは怒られないように怒られないように全てを進めていく事が多いわけですよ。当たり前っちゃ当たり前ですけど、守ってたら永遠に勝てないわけです。負けなくても。

特に20代の若者たちは、ちょっとやそっと失敗してもやり直しがなんぼでも効くわけです。大切なのは、どこまでが「怒られて済む」レベルなのかを見極めること。

かの田原総一朗氏の著書タイトルに「弊の上を走れ」というものがあります。

塀の上を走れ――田原総一朗自伝
田原 総一朗
講談社
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落ちるか落ちないかギリギリのラインの上を駆け抜けろ、ということですよね。

べつに、アウトローなことをやれってんじゃありません。「怒られるかもしれないからやめておこう」っていうマインドじゃ人生つまらんし、新しいモノは生まれないよ、ということです。

やめておこう→やってみよう

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「怒られるかもしれないからやめておこう」→「怒られるかもしれないけどやってみよう」。たったこれだけの違いです。 でもここにはマリアナ海溝よりも深い溝があります。

「怒られる」ってのは誰しも嫌なものですが「ここまでやったら怒られる」っていう経験値を貯めておかないと、いつまでたってもクソ童貞な生き方しかできません。

これが40歳目前になってくると「怒られるけどやっちゃおう」になってきます。今日も怒られましたごめんなさい。反省はしてます。

でもね、だれにも怒られない企画なんてつまらんのですよ。CXさんを散々Disっておいてなんですが、そういう意味ではフジテレビの「楽しくなければテレビじゃない」っていうマインドは好きです。ボクもフジサンケイ出身ですし。ただ、「ここまでやったら怒られる」のラインが明らかに昔と変わっているのに、1990年代からアップデートしてないからフルボッコになるわけです。

小さい失敗を積み重ねないと、いきなりどデカイ失敗をして死ぬこともあります。「そこには地雷が埋まってるよ」ってのに気が付かなくて爆死するあれです。

ネット業界の連中が芸能界のルールを知らないままタレントさんと仕事をするようになって、あちこちで火の手があがってたのはこういう背景もあります。

さらに不思議なのは、今の若い子って、出世願望ないわけじゃないですか。それが何を恐れるんですかね?別に評価落ちてもいいっしょ。大してボーナス変わらんよ。どうせすぐ転職するんだし。

上司に怒られるのがイヤ?まあそれはわかんなくはないですが、最終的には逆ギレしたらいいんじゃないですかね。大きな声出せばたいてい説教は止まりますよ。そして辞表ズバーン!

放送局時代の上司に「なにやってもいいけど俺に迷惑かけるな」っていうクズがいましたが、上司は謝るのが仕事です。責任取るのが仕事です。だから、もし大ごとになって上司とクライアントに謝罪に行くことがあれば、「ああ、やっと部長仕事したな」と思ってください。

そして帰りにビールでも飲みながら「部長の部下で良かったです」とか言っておけば無事解決です。

極論言えば命取られるようなことさえしなけりゃいいじゃないですか。殺されるほど怒らしちゃダメですから。

「怒られない程度に頑張ります」を「怒られて済む程度に頑張ります」にアップデートしてみんなで無茶したら、もっといろんなこと起きるのにな。

一緒に謝る方はたまったもんじゃないですけどね。

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